こんにちは、廣本です☃。5月27日に開催された『DataFam Tokyo 2025』で、Snowflakeのソリューションエンジニアで、Tableauコミュニティでも活躍されている若松さんのセッションを聴講しました。AIとBIの新しい可能性について、具体的なユースケースと共に学ぶことができました。
非構造化データ活用の新たな展開
セッションのメインテーマは、Snowflakeが提供するマルチモーダルクエリの機能でした。従来のBIツールでは扱いが難しかった非構造化データ(画像やテキストなど、データベース化されていないデータ)を、クエリ内の関数で効率的に処理できる点が革新的でした。非構造化データの処理はかなり専門的な知識が必要なイメージがあったのですが、関数で簡単に処理できるとは……!
データ分析の進化
コールセンターの分析デモでは、非構造化データ処理の実用性が明確に示されました。例えば、クレーム報告の画像を自動分析してコンテキストを抽出したり、さらに顧客応対のテキストからポジティブ・ネガティブの判断まで行えたり……。定性的なデータを定量的に分析することが容易にできるようになり、データ分析の可能性が広がるなと感じました。
TableauのカスタムSQLからも利用可能
個人的になるほどと思ったのは、TableauのカスタムSQLからSnowflakeの高度な関数を呼び出せる点です。これにより、ダッシュボード上でLLMの結果を直接表示できるようになり、Snowflakeと連携することでTableau活用の可能性がまた一段と広がるなと感じました。また、SnowflakeのREST APIを活用したSlack連携により、チーム内でスムーズなコミュニケーションが可能になることも、実務での活用価値が高いと感じました。
今後の展望:データ活用の民主化へ
「エンタープライズAI」の概念は、高度なデータ活用を特定の専門家だけでなく、より広い範囲のビジネスユーザーに開放することを目指しています。特に非構造化データの活用は、これまで見過ごされてきた情報資産から新たな価値を創出する可能性を秘めています。
このセッションを通じて、BI×AIの統合がもたらす具体的な価値と実装方法について、深い理解を得ることができました。今後のデータ活用の実務に、大きな示唆を得られる機会となりました。