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「Looker Studio」を「Looker」と呼ばないで!"Looker"と"Looker Studio"の違い

こんにちは、廣本です📢。今回はLookerとLooker Stuioについて。

「Lookerの相談があるんだけど」と言われ、話をよく聞いてみると、実は”Looker”ではなく”Looker Studio”の相談だった……というようなことがたまにあります。その人は「Looker Studio」を省略して「Looker」と呼んでいたと思うのですが、”Looker Studio”とは別に”Looker”という製品もあるので、この呼び方はややこしいですよね。

「Looker」と検索すると、"Looker"と"Looker Studio"の検索結果が両方出てきます。

今回はそんな「Looker」と「Looker Studio」の特徴や違いについてまとめてみました。


”Looker Studio”と”Looker”

”Looker Studio”と”Looker”はともにGoogle社が提供する製品です。よく似ている名前ですが、実はそれぞれの製品には異なる特徴があります。

Lookerとは?

Looker ビジネス インテリジェンス プラットフォームの組み込み型分析

”Looker”は公式サイトで「責任あるデータインサイトの基盤を構築」と紹介のある通り、LookMLを用いたデータ管理に強みを持つ製品です。

 

LookMLを用いて、分析に使用するデータを定義することで、分析者は使いやすいデータを(定義や計算方法を気にすることなく)安心して使用することができるようになります。

データの品質を管理する人と、それを元に分析する人の役割を明確に分け、データガバナンスを効かせた分析環境をつくることができるのが”Looker”の最大の特徴と言えるでしょう。

”Looker Studio”とは?

Looker Studio: ビジネス分析情報の可視化 | Google Cloud

”Looker Studio”は公式サイトで「類のない柔軟性を備えたセルフサービス ビジネス インテリジェンス」と紹介されています。セルフサービスビジネスインテリジェンス(BI)とは、ITや専門的な知識を有していないビジネスユーザーでもデータの取得~分析までを一気通貫で行えるBIツールのことです。”Looker Studio”はノーコードで使用することができ、直感的な操作で、簡単にデータを分析することができます。

Google製品を始めとしたさまざまなデータソースにもコネクタを通じて接続することができ、"Looker Studio"内でデータ結合や計算式を追加することも可能です。ビジネスユーザーが自分の見たいデータを見たい形で素早く可視化・分析することができるのが、"Looker Studio"の特徴と言えるでしょう。

"Looker"×"Looker Studio"

異なる特徴を持つ"Looker"と"Looker Studio"ですが、それぞれの良さを活かして組み合わせて使用することも可能です。

"Looker Studio"には、"Looker"の接続コネクタが存在します。これを用いることで、ガバナンスを効かせたデータ管理が得意な"Looker"でデータ定義を行い、それを可視化が得意な"Looker Studio"に接続して、ビジネスユーザーが自らの手で分析を行うことができます。

 

まとめ

今回は"Looker"と"Looker Studio"の特徴や違いについてまとめてみました。それぞれ異なる特徴がある製品ですので、どうか「Looker Studio」のことを「Looker」と呼ばないでください……!

この記事を書いた人

廣本 (id:hrhrkun)

以前はBIの開発業務を担当。今はナレッジマネジメントの推進や、AIエージェントの開発をメインにいろいろ行っています。