こんにちは。まのです。
『Data CloudのデータをTableauで使う方法』と、『Tableauで作成したセグメントをData Cloudに送信する方法』を紹介します。
1.Data CloudのデータをTableauで使う
まずは、Data Cloudで持っているデータ(データモデルオブジェクトなど)をTableauのデータソースとして使用する方法です。これができると、Data Cloudでモデル化したデータをTableauでも活用できるようになります。
接続手順は、Tableauの使用環境によって異なります。Tableau Desktop/Tableau Cloudで使用する場合は比較的簡単ですが、Tableau Serverで使用する場合には多少手順が多くなります。
【Tableau DesktopでData Cloudのデータを使用する場合】
1.Data Cloudコネクタを使用し、アクセスを許可する

2.Tableau Desktopでデータスペースを選択し、使用したいデータをドラッグアンドドロップする

【Tableau CloudでData Cloudのデータを使用する場合】
1.Tableau CloudでData Cloudコネクタを使用し、アクセスを許可する

2.データスペースを選択し、使用したいデータをドラッグアンドドロップする

【Tableau ServerでData Cloudのデータを使用する場合】
こちらの公式ドキュメントを参考にしています。
1.Salesforce接続済みアプリの作成
①Salesforce.com開発者アカウントにサインインし、右上のユーザー名>[設定]を選択
②左のナビゲーション列の[アプリケーション] >[アプリケーションマネージャー]を選択
③[接続アプリケーション]セクションで、[新規外部クライアントアプリケーション]をクリック
④[基本情報]セクションでアプリの名前やAPI参照名、メールアドレスを入力
⑤[API(OAuth 設定の有効化)] セクションで、[OAuthを有効化]を選択
⑥[アプリケーション設定]が表示されるので、[コールバック URL] に httpsプロトコルを使用したサーバーの完全修飾ドメイン名を入力 し、URLに auth/add_oauth_token を追加
例: https://www.〇〇〇.com/auth/add_oauth_token
⑦次の項目を[利用可能な OAuth スコープ]から[選択した OAuth スコープ]に移動
- ID URL サービスにアクセス(id,profile,email,address,phone)
- API を介してユーザーデータを管理 (api)
- いつでも要求を実行 (refresh_token,offline_access)
- Data Cloudデータに対するANSI SQL クエリを実行 (cdp_query_api)
- Data Cloudのプロファイル データを管理 (cdp_profile_api)
- Data Cloudの取り込み API データを管理 (cdp_ingest_api)
⑧[保存]をクリック
アプリを保存すると、以下のID が SalesforceのAPI セクションに表示される
・カスタマーキー
・カスタマーシークレット
・コールバック URL
▶︎これらの情報は後ほどTableau Serverの設定に使用するので控えておく
2. Salesforce.comのOauth用にTableau Serverを構成する
①Tableau Serverコンピューターのコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行する
tsm configuration set -k oauth.salesforce.client_id -v <カスタマーキー>
tsm configuration set -k oauth.salesforce.client_secret -v <カスタマーシークレット>
tsm configuration set -k oauth.salesforce.redirect_uri -v <コールバック URL>
※手順1で、アプリ保存したときに表示されたものを入力する
②既定のログインサーバーを変更する場合は、次のコマンドを入力する
tsm configuration set -k oauth.salesforce.server_base_url -v <URL>
③次のコマンドを入力して変更を適用する
tsm pending-changes apply
3.Tableau ServerでData Cloudコネクタを使用し、アクセスを許可する

4.データスペースを選択し、使用したいデータをドラッグアンドドロップする

これで、Data CloudのデータをTableauで使用できるようになりました!
Data Cloudでモデル化したデータを使ってグラフやダッシュボードを作成することができるほか、接続したデータ同士をTableauで結合したり、計算式を適用したりすることもできます。
Data Cloudにも「ダッシュボード」機能はあるのですが、Tableauの方がより凝ったVizを作成することができ、分析の幅も広がるのではないかと思います。
2.TableauのダッシュボードからData Cloudのセグメントを作成する
Tableau CloudでVizを作成した場合、Vizからセグメントを作成してData Cloudに送信をすることもできます。
Data Cloudの画面をほとんど触ることなくセグメント作成が可能になるので、ビジネスユーザーの方も活用しやすいかなと思います。
※この機能を使用するには、ライセンスや使用データにいくつかの要件があります。詳細は公式ドキュメントを参照してください。
1.Data Cloudのプロファイルデータモデルオブジェクトをデータソースとして、TableauでVizを作成する
2.Viz内でセグメント化したいものを右クリック→「セグメントをSalesforceにパブリッシュする」をクリック

3.セグメント名などを指定し「作成」をクリック

4.Data Cloudの「セグメント」で作成したものを確認できる

このように、Tableau の Viz で作成したセグメントを Data Cloud に送信することができます。下記のようなシーンで活用できるのではないかと思います。
- TableauのVizで人数を確認しながらセグメント作成したい
- Tableauで分析した結果をもとにセグメント作成したい
- Data Cloudを使い慣れていないビジネスユーザーが、ビジュアライズを確認しながらセグメント作成したい