
こんにちは。まのです。
今回は、Salesforce Data 360のエラーをメールで通知する方法をご紹介します。
Data 360での処理を毎日定時実行している場合、実行結果を日々確認し続けるのは手間がかかりますよね。もし処理が失敗した際にメールで自動的に検知・通知ができれば非常に便利です。
そこで本記事では、「フロー」機能を使ったエラーの検知・通知を実装方法を紹介します。しかも基本的にはクリック操作で実装が可能で、コードやクエリなどを書く必要はないのでご安心ください!
具体的なシナリオとしては「Data 360でのデータ変換の処理が失敗した場合にメールで通知を送る」で実装します。
1.メール通知フローを作成する
アプリケーションランチャーから「自動化」を選択します。

「自動化」画面に遷移したら、「新規」ボタンをクリックし、新しいフローを作成します。

フローのカテゴリを選択する画面が出てきます。
今回は、「レコードトリガーフロー」を選択します。

フローをトリガーする条件(=メール通知を送信する条件)を設定します。
今回は「データ変換名:test_one_error_trigger の最終実行状況が”失敗”になったとき」という条件で設定しています。
「オブジェクト」選択では、「データストリーム」や「有効化」なども指定できるので、ご自身のユースケースに合わせて設定してみてください。

次に、メール送信のアクションを設定します。
+ボタン>アクション>メールを送信 を選択すると、メール送信内容の設定画面が出てきます。

ここで、メール送信内容や宛先などの詳細を設定していきます。

今回は以下の項目を設定しました。
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受信者アドレス
受信者となるメールアドレスをカンマ区切りで指定します。
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送信者タイプ
メールの送信元アドレスおよび返信先アドレスとして使用されるメールアドレスを指定します。
- CurrentUser — フローを実行しているユーザのメールアドレス。
- DefaultWorkflowUser — デフォルトワークフローユーザのメールアドレス。
- OrgWideEmailAddress — [送信者のアドレス] で指定される組織のメールアドレス。
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件名
メールの件名を指定します。
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本文
メールの本文を指定します。検索マークからリソース(フローをトリガーしたレコードの情報など)を挿入することもできます。
今回は失敗したデータ変換名を挿入しています。

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リッチテキスト形式の本文
本文に指定したリソースをリッチテキストとする場合にtrueを指定します。
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改行を使用
リッチテキスト形式の本文テキストテンプレートで改行を表示する場合にtrueを指定します。
参考:https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000573
ここまで設定ができたら、画面右上のボタンからフローの「保存」と「有効化」を行ないます。
フローの設定はこれで完了です。
2.処理を失敗させ、通知が送信されるか確認
フローの有効化まで完了したら、対象のデータ変換を意図的に失敗させてエラーメールが送信されるかを確認してみます。
データ変換処理が失敗して最終実行状況が「失敗」になるとすぐに、指定したメールアドレスに通知が来ました。


まとめ
今回は「フロー」機能を使用して、Data 360での処理エラーをメールで通知する方法を紹介しました。
Data 360での処理をスケジュール実行している、エラーの監視フローを効率化したいなど、さまざまなシーンで活用できるかと思いますので、ぜひ試してみてください!