こんにちは、そらです🐶
「会社のロゴの色でダッシュボードを飾りたいのに、Tableauにその色がない…」
「データの色分け、もっとパッと見てわかるようにしたいのだけど、どうすればいいの?」
Tableauでダッシュボードを作っていると、こんなことありませんか?せっかく作ったダッシュボード、色でもっと魅力的に、もっと分かりやすくできたら最高ですよね!
この記事では、そんな悩みを解決するTableauの「カスタムカラーパレット」について、とても簡単に、そして”あるある”な失敗談とその避け方も交えてお話しします。
*カスタムカラーパレットとは、Tableauに元々ない、自分だけの色の組み合わせを作って使えるようにする機能のこと。会社のブランドカラーを使ったり、見せたいデータを際立たせたりするのにピッタリなのです。ちょっとした設定で、あなたのダッシュボードがグッとプロっぽく、そして見やすくなりますよ!
1.自分だけのカスタムカラーパレットを作ってみよう🎨
1.1. 【おすすめ】XMLファイルで自由に色をデザイン!
特徴:これが一番自由度が高い方法です!どんな色でも、好きなだけ追加できます。会社のブランドカラーもバッチリ使えますよ。
作り方:
1)どんな色にするか決める:まずはどんな色を使いたいか、色のコード(#FF0000のようなもの)を用意します。
- パターン1:カテゴリ分けの色(バラバラの色)
- 「地域」や「商品」のように、種類ごとに違う色をつけたいとき。
- イメージ: 赤、青、緑、黄など、はっきり違う色の並び
- パターン2:段階的な色(グラデーション)
- 「売上」や「利益率」のように、数字の大小を色の濃さで表したいとき。薄い色から濃い色へのように。
- イメージ: 薄い青から濃い青へ、じわじわ変わるグラデーション
- パターン3:区切りのある段階的な色(ステップカラー)
- グラデーションで「合格」「不合格」のように、途中で色がパッと変わるようにしたいとき。
- イメージ: 赤→黄→緑、のように3段階で変わるグラデーション
- よくある失敗: 色のコードを間違えたり、ちぐはぐな組み合わせにしてしまって見にくくなってしまうこと。
2)Preferences.tpsファイルに更新に加える:Tableauが入っているフォルダの中にある**Preferences.tps**というファイルをメモ帳で開きます。
- ファイルがある場所(例):
-
色の情報を書き込む: **
<preferences>**と書いてある中に、このような形で好きな色の情報を追加します。<preferences> <color-palette name="私のオリジナルカラー" type="regular"> <color>#FF0000</color><!-- 赤 --> <color>#0000FF</color><!-- 青 --> <color>#008000</color><!-- 緑 --> </color-palette> <!-- グラデーションやステップカラーも同じように追加できます --> </preferences>
3)Tableauを再起動!: ファイルを保存したら、Tableauを一度閉じて再度開きます。
4)ダッシュボードに色をつけよう!:色をつけたい項目を「色」のところに入れたら、色の編集画面で、さきほど作ったオリジナルカラーを選んでみてください。 [イメージ: Tableauの色の設定画面で、作ったオリジナルカラーを選んでいるところ]
- よくある失敗:作ったはずの色が出てこない(書き間違いか再起動忘れ)、思った色と違う色になってしまう。
メリット:どんな色でも自由自在!会社のブランドカラーもバッチリ使える!
デメリット:少しだけパソコンの設定の変更が必要。
1.2. 皆で同じ色を使いたいなら?(Tableau Server/Cloud)
**Preferences.tps**ファイルは、あなたのパソコンにしかありません。チーム皆で同じ色を使いたいなら、ちょっと工夫が必要です。
どうすればいい?:
- ファイルを皆に配る: 作った**
Preferences.tps**ファイルを、チームの皆に渡して、自分のパソコンに入れてもらいます。 - Tableau Server/Cloudにアップする: オリジナルカラーを使用したダッシュボードをTableau ServerやCloudにアップすれば、そのダッシュボードはきちんとその色で表示されます。
- (ちょっと上級者向け)Server/Cloudの「テーマ」機能: Tableau ServerやCloudの新しいバージョンですと、サイト全体で色を統一できる機能があるかもしれません。これを使用すれば、都度ファイルを配らなくて済むようになります。
- メリット:チーム全員で同じ色を使えるので、見た目が統一されてプロっぽくなります!
- デメリット:ファイルを配布したり、管理したりする手間がかかることも。
- よくある失敗:誰かのパソコンだけ古い色のままだったり、ファイルがごちゃごちゃになってしまうこと。
2. 色選びのコツ!データをもっと分かりやすく!
カスタムカラーパレットは、ただ色を増やすだけではありません。データが伝えたいことを、もっとハッキリ見せるための大事な道具です。
Tableauの役割:あなたの作った色が、データが伝えたいメッセージをグッと引き立ててくれます。
具体的にどうする?:
- 会社のカラーを使う:会社のロゴやWebサイトの色をダッシュボードに使えば、統一感が出て、見る人にも「この会社のものだ!」とすぐに分かってもらえます。
- 意味のある色を使う:「目標達成!」は緑、「問題あり!」は赤、のように、パッと見て意味がわかる色を使うと、データがもっと伝わりやすくなります。
- 皆に見やすい色にする:色の感じ方は人それぞれなので、誰が見ても分かりやすい色を選びましょう。色の濃さや明るさを変えたり、色だけでなく形も使ったりするのもいいですよ。
- 便利ツール:「ColorBrewer2.org」などのサイトで、見やすい色の組み合わせを探すことも可能です。
- 数字の変化を色で表現:売上が増えたら濃く、減ったら薄く、のように色の変化で数字の動きを見せると、一目で状況が分かります。
メリット:
- データが伝えたいことが、もっとハッキリ伝わる!
- ダッシュボードが、もっと見やすくなる!
デメリット:
- 色の数が多いと、かえって分かりにくくなってしまうことも。
どんな色を選ぶかは、ダッシュボードを誰に見せるか、何を伝えたいか、会社のルールなどを考えて決めましょう。
3. 「あるある」な困りごとと解決策💡
カスタムカラーパレットは便利だけど、こんな「あるある」な問題も。でも大丈夫、解決策があります!
- 困りごと1:ファイルの管理が大変!
- 解決策:チーム皆で使うファイルを、Googleドライブなどに置いて、誰かが更新したらすぐわかるようにしておきましょう。Tableau Server/Cloudのテーマ機能も便利です。
- 解決策:チーム皆で使うファイルを、Googleドライブなどに置いて、誰かが更新したらすぐわかるようにしておきましょう。Tableau Server/Cloudのテーマ機能も便利です。
- 困りごと2:昔作ったダッシュボードに新しい色が反映されない!
- 解決策:新しい色を作っても、過去に作ったダッシュボードには自動で反映されません。手動で色の設定画面から、新しい色を選び直す必要があります。
- 解決策:新しい色を作っても、過去に作ったダッシュボードには自動で反映されません。手動で色の設定画面から、新しい色を選び直す必要があります。
- 困りごと3:なんか色が見にくい…
- 解決策:ダッシュボードを公開する前に、いろんな人に見てもらって意見をもらいましょう。特に、色の見え方が他の人にも見やすいかを確認することが大切です。「ColorBrewer2.org」などのツールを活用するとよいですよ。
- 解決策:ダッシュボードを公開する前に、いろんな人に見てもらって意見をもらいましょう。特に、色の見え方が他の人にも見やすいかを確認することが大切です。「ColorBrewer2.org」などのツールを活用するとよいですよ。
まとめ:色でダッシュボードをもっと楽しく!
Tableauのカスタムカラーパレットは、ダッシュボードをただ見やすくするだけではなく、会社のイメージを統一したり、データが伝えたいことをハッキリさせたり、見る人が「おっ!」って思うようなダッシュボードにするための、とても便利な機能です。
この記事で紹介した簡単な方法や、ちょっとしたコツを使えば、あなたのダッシュボードがもっともっと魅力的になりますよ!