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はじめてのAgentforce:基本的なエージェントの作成手順

こんにちは、廣本です👶。今回は初めてAgentforceを作成する方向けに、基本的なAgentforceの作成手順をまとめてみました。

 

Agentforceとは

Agentforceはセールスフォース社が提供するAIエージェントプラットフォームです。

Agentforce:AIエージェントプラットフォーム


エージェントを作成する手順

では、実際にエージェントを作成してみたいと思います。なお、詳細は下記の公式ドキュメントを参照してください。

Configure Agentforce for Exceptional Service


①Agentforce エージェントの有効化

1. 右上のアイコン横の⚙️マークをクリック→「設定」に移動します。


2. クイック検索で「Einstein 設定」を検索(半角スペース必要)し、「Einstein を有効化」のトグルをONにします。

 

3. ブラウザを再読み込み後、クイック検索で「エージェント」を検索し、「Agentforce」のトグルをONにします。

②エージェントへの権限付与

1. クイック検索で「ユーザー」を検索し、「EinsteinServiceAgent User」横の「編集」をクリックします。


2. プロファイルを「Einstein Agent User」に設定します。一番下にある「保存」をクリックするのを忘れないようにしましょう。

3. 必要に応じて、「EinsteinServiceAgent User」に対して権限を付与します。この権限に応じてエージェントが実行可能なアクションが定義されます。


③エージェントの作成

1. クイック検索で「エージェント」を検索し、「新しいエージェント」をクリックします。

 

2. エージェントのテンプレートを選択または作成します。今回は「Agentforce Employee Agent」テンプレートを選択し、「次へ」をクリックします。

※テンプレートの種類と違いについては、下記公式ドキュメントを参照してください。

Salesforce Help

 


3. エージェントのトピックを確認し、「次へ」をクリックします。テンプレートを選択した場合、関連するトピックが自動的に設定されていますが、トピックは後で変更できるため、あまり気にしなくて大丈夫です。

※トピックとは?

トピックは、エージェントが実行するタスクの種類を定義するものです。タスクの種類 ≒ エージェントの機能範囲を明確に定義することで、ハルシネーションを防ぎ、応答の正確性・回答の質を向上させることができます。Agentforceでは標準で用意されているトピックもありますので、まずはそちらを使うと良いでしょう。

 

4. エージェントの名前・API参照名・説明・ロール・会社を定義し、「次へ」をクリックします。API参照名は、英数字とアンダーバーしか利用できませんので、空白や他の記号を使用しないように注意しましょう。

 

5. 必要に応じてデータソースを選択 or 作成し、「作成」をクリックします。特定のデータソースやファイルをエージェントに参照させる場合は設定をしておきましょう。

 

6. 無事エージェントを作成することができました。なお、この編集画面以外でエージェントを使用する場合は、右上の「有効化」をクリックしておくのを忘れないようにしましょう。


④会話のテスト

右側の「会話プレビュー」で、エージェントとの会話をテストすることができます。既定の設定では英語対応になっていますのでご注意ください。

なお、中央の部分では、エージェントのアクション履歴を確認することができます。Agentforceでは、ユーザーからの会話に応じて、推論エンジンが最適なトピックを選択するようになっています。


まとめ

今回はAgentforceのエージェントを作成する手順についてまとめてみました。やや設定手順が複雑ですが、明確にエージェントの役割や機能範囲を定義・言語化することの重要性を体現しているともいえるかもしれません。

今後、別の記事で、エージェントの細かい設定やカスタマイズについてもまとめる予定です。ぜひみなさんもエージェントをつくってみてはいかがでしょうか?

 

この記事を書いた人

廣本 (id:hrhrkun)

以前はBIの開発業務を担当。今はナレッジマネジメントの推進や、AIエージェントの開発をメインにいろいろ行っています。